食神・傷官の仕事

食神傷官

四柱推命における通変別の仕事運(天職・適職)を見ていきたいと思います。

今回は食神・傷官です。

食神・傷官が向いていること

自分が生むということからも、何かを創造したり、生み出したりすることが本質的な作用となります。このため食神・傷官がうまく作用している人は、

作家、作曲家、作詞家、画家などのようなアーティスト
iPhoneやダイソンのようなこれまでなかったものを創造するクリエイター
俳優、声優、歌手、ダンサーなどのような表現者
プレゼンテーション、ブレインストーミング、企画・立案、新規事業の立上げ

などが考えられます。

もちろん上記だけではなく生み出すことが本質となるため、それに該当することが天職・適職となります。

多ければ良いというものではない

四柱推命で食神・傷官が多いとそれがその人の特徴とはなるのですが、全体的なバランスを見ないと必ずしも良い方向に転ぶとは限りません。

つまりうまく作用しているという条件付なのです。

オタクは声優にはなれない

昨今、声優という仕事がとても人気です。また声優を育成する専門学校も乱立しています。そしてそこに入学する多くの人がアニメが好き、という共通点があります。

もちろんアニメが好き=声優になれない、ということではありませんが、問題なのがコアなアニメファンであればあるほど通変の印が強くなります。

そして印は食神・傷官を相剋(攻撃)する作用があるので、一時的な方向性としてはよくても、声優というものを生涯の仕事にするのには不向きになります。

職人気質の声優なら別

実際問題、声優になれますか?と四柱推命相談される方が多いのですが、残念ながら多くは食神・傷官(表現力)が欠如し、印(マニア思考)が多い人がほとんどした。

もちろんこのような人でも声優にはなれるし、適性がない訳ではないのですが、この場合は声で命を吹き込むという本来の適性があるということであって、歌ったり踊ったりするタレント声優の適性ではないということを注意してください。

このことは音楽家や画家も同じことが言えます。

食神・傷官の違い

日干と、日干が生じる干の陰陽とが同じものが食神で、異なるものが傷官です。

五行の火を例にすると、

日干が火の陽(丙)で、土の陰(戊)なら食神
日干が火の陰(乙)で、土の陽(己)なら食神

日干が火の陽(甲)で、土の陰(戊)なら傷官
日干が火の陰(乙)で、土の陽(己)なら傷官

多くの四柱推命の本で食神が良くて傷官が悪いような書き方をされていますが、実質的には陰陽の違いだけで、日干が生じる干ということが本質となります。

以上、四柱推命における通変別の視点でした。