食神・傷官が多い人の性格と仕事

食神・傷官の仕事

四柱推命における通変別の仕事運(天職・適職)を見ていきたいと思います。

今回は食神・傷官です。

食神・傷官が向いていること

行動力が本質的な作用となります。また自由さも重要です。

このため食神・傷官がうまく作用している人は、

作家、作曲家、作詞家、画家などのようなアーティスト
iPhoneやダイソンのようなこれまでなかったものを創造するクリエイター
俳優、声優、歌手、ダンサーなどのような表現者
プレゼンテーション、ブレインストーミング、企画・立案、新規事業の立上げ

など、自由に活動が出来るものが向いています。

もちろん上記だけではなく行動力が本質となるので、自分の意思で行動できることが天職・適職となります。

多ければ良いというものではない

四柱推命で食神・傷官が多いと行動的になるのですが、ただ行動すれば良いって訳じゃありません。

具体的な例をあげてみましょう。

① 命中に食神・傷官が2つも3つもあったり、多くなる年

市場規模

行動力が上がるのでチャンスをつかめる確率も増えます。でも、後先考えず行動するのでピンチに陥ることも増えます。

仕事で言えば、行動力があるので出世や転職のチャンスは増えるのですが、人に不快感を与えるような言動も増えるので左遷や降格もある訳です。

恋愛も同じように、行動することによって出会いのチャンスは増えますが、不快な言動が増えるので結局は独り身のままだったり、離婚したりします。

② 逆に命中に食神・傷官がなく、年回りや大運にも巡ってこない

婚期

何だかんだと理由をつけて行動しないのでチャンスをつかむことが難しくなります。でも、余計なこともしないので窮地に立たされる確率も下がります。

これを仕事に当てはめれば、上司に対するアピールが足りないので評価されにくく出世は遠のきますが、余計なことはしないので嫌われず居場所は確保出来ます。

恋愛も同じように、出会うための行動は少ないのですが、へんな異性に引っかかることも少なくなる訳です。

つまり、あれば良い、なければ悪いという訳ではなくすべては一長一短なのです。

食神と傷官の違い

一般的な四柱推命では食神が良く、傷官は悪いとされています。でも、それは違います。

陰陽の組み合わせで名前を変えているだけで食神も傷官も意味は同じです。単体で吉凶もありません。

適切な量と、適切な配置であればどちらも吉だし、多すぎたり少なすぎたりすると凶となるのです。

なお、単純な視点ですが、陽干は陰干2つ分くらいのパワーがあるので…

日干 事象
甲(+)と丙(+) 食神 適度に行動
乙(-)と丁(-) 食神 適度に行動
乙(-)と丙(+) 傷官 行動しすぎ
甲(+)と丁(-) 傷官 控えめな行動力

という感じであり、

あわてんぼうな人に食神が巡ると、行動力が上がり、後先考えなくなるようになるので害となります。

逆に引きこもりの人に傷官が巡ると、いろいろと外出したくなるので歓迎すべきものとなります。

自由と責任とはセット

以上のように、行動こそが根幹となるため、

食神や傷官が適切な人は、自由に動ける職場、自由な発言が許される環境がベストとなります。

逆に多すぎる場合は、本人にとっては不快であっても管理された方が自滅しなくて済むわけです。

オタクは声優にはなれない

アーティスト

昨今、声優という仕事がとても人気です。また声優を育成する専門学校も乱立しています。そしてそこに入学する多くの人がアニメが好き、という共通点があります。

もちろんアニメが好き=声優になれない、ということではありませんが、問題なのがコアなアニメファンであればあるほど通変の印が強い傾向があります。

そして印は食神・傷官を相剋(攻撃)し、無力にする作用があります。

声優とは自分で考え、自分で声を発し、舞台やメディアでも瞬発的な言動が求められるので、食傷がなく印ばかりの人だと声優は不向きとなります。

職人気質の声優なら別

実際、声優になれますか?と四柱推命協会に相談される方が増えています。

ですが、残念ながら食神・傷官(行動力)がなく、印(マニア思考)が強い人ほど声優に憧れるのです。

もちろんこのような人でも声優にはなれるし、適性がない訳ではないのですよ。

でも、あくまで声で命を吹き込むという声優本来の適性なら可能性はある、ということであって、歌ったり踊ったりするタレント声優の適性はない、ということは覚えておいて下さい。

このことはメディアにも顔を出すことを夢見ている音楽家や画家も同じことが言えます。
逆に言えば純粋な芸術家を目指すのであれば可能性がない訳でもありません。

以上、四柱推命における通変別の視点でした。