輪廻転生 仏教では教えてくれない真実

輪廻転生とは生まれ変わりのことです。
大いなる天より生じた魂は肉体に宿り、死と共に地に還ります。どんな名声も、巨満の富も失われます。
生きている時に犯した罪は、どんなに逃れようとも、どんなに言い訳をしようとも、どんなに神が許そうと、自らの神経系統は許してくれることはありません。
罪を犯した人間は法によって裁かれ許されはしますが、その間に変動する肉体的・精神的ダメージは自らの命を削ります。つまり、あなたの罪を許すも許さないも、自らの神経系統がその判断を下すのです。
天国も地獄も死んでからではなく、死ぬ過程のことです。これまでの生き方が死ぬ状況を決定づけ、病も怪我も事故も自らの神経系統が決めます。
どんなに不老不死を願おうと、輪廻転生を願おうと、人は生きてきたようにしか死ねません。そして死んだらそれで終わりです。
あなたがどんなに輪廻転生を望もうと、死した瞬間から細胞レベルで変化し、最終的に分子に分解され、そして再び結合し、別のものになっていきます。
つまり、死んだら天国や地獄に行くのではなく、死んだ瞬間から60兆個の細胞はそれぞれが分解され、それぞれが別のものになっていくのです。
あなたはあなたとして生まれ変わることはなく、60兆種類のものに変化します。それは空気かも知れないし、水かも知れないし、コンクリートの一部かも知れないし、フンコロガシの脚の一部かも知れません。
これが生まれ変わり、輪廻転生の真実なのです
『自分が嫌だと思うことは他人にはしてはいけない。』と皆、誰もが一度は習います。
これは倫理観のみでなく、あなたの生き方そのもの、自らの人生そのものに関わることかも知れません。