天職と適職が分かる

仕事に就く。それも天職と適職に就く。このことは人生を左右する大きな視点となります。
だからこそ四柱推命で見て欲しい上位TOP3に入るくらい皆さんが関心のあることなのです。
人生の3分の1は仕事と言われるように、どんな仕事に就くかで、その人の人生が決まると言っても良いでしょう。
天職とは
人は誰しもあれをやりたい、これをやりたいという思いを持っています。その思いをそのままにやることを天職と言います。これはやりがいにも直結します。デザイナーやミュージシャンといったクリエイターはその典型でしょう。
そして天職と収入には相関関係はありません。何故なら、自分がどんなにやりたいことをやっても、世間がそこに価値を求めていなければお金は生まれません。
何故なら、お金を発生させるためには『世間』の価値観が関わるのです。ですから、自分がやりたいことと、世間が求めることがマッチするなら巨万の富を生むことになるし、マッチしなければ世間から価値のないことをしているだけの人と見られ、収入もなく、生涯貧乏人で終わってしまいます。
生きている間に売れたピカソと、不遇な生涯で終わったゴッホ。成功という視点から見れば真逆ですが、やりたいことをやったという点ではピカソもゴッホも天職に就いたと言えます。
そして四柱推命の視点で言えば、食傷(表現欲求)と印(知的欲求)で天職の方向性が分かるようになります。
適職とは
自分が出来ることの中から、世間が求めることとマッチするものを選ぶ。これが適職です。ゲームで言うと、天職がたった1枚のカードしかないのに対して、適職は複数のカードで勝負が出来ます。
そして、やりたいこと(天職)はたった1枚のカードが世間と価値観とマッチするを待っていなければなりませんが、出来ること(適職)はカードが複数あるので、その中から世間の価値観とマッチするカードを選ぶことで意図的に成功への道が開けます。
もちろん適職は自分の意思、というものはある程度は犠牲にしますが、収入面では安定します。否!攻めの姿勢を続ければ莫大な富を築くことも可能なのです。
つまり、ただ出来ることをしているだけでは適職ではないのです。
そして四柱推命の視点で言えば、財(判断能力)と官殺(自己規制力)で適職の方向性が分かるようになります。
転職するべきかどうか
以上のように、やりたいことをやるのが天職、世の流れに意図的に合わせるのが適職です。
もちろん四柱推命などを使わずに、一番やりたいことをやり(天職)、それが世の流れが偶然マッチする(適職)のが最も良いのです。ですが、これは非常に希なことです。
ですから複数あるカード(出来ること)の中から、やりたいことの優先度をつけ、その中で世の中の流れとマッチするカード(意図的な天職と適職)を選ぶべきなのです。
学生の方はこのことを考慮して就活すべきであるし、手持ちのカードと世の流れを考慮せず、ただ給料と休みだけで選んではいけないのです。
これが自己の才能を活かし、転職によって天職と適職に就く秘訣なのです。そして、いざ働いてみてあまりにかけ離れているようであれば失敗を糧にして転職をされる方がよいでしょう。
以上が四柱推命による天職と適職の視点です。