当たる四柱推命と偽物の見分け方

四柱推命は最もよく当たる占いです。
そして鑑定をする上で最も大切な事は、日干が強いのか、弱いのかです。
これが当たる本物と、偽物を区別する重要なキーワードとなります。
日干の強弱の必要性
日干が強ければ、それを弱めると良好になります。日干が弱ければ、それを強めると良好となります。
逆に強すぎたり、弱すぎたりするとトラブルが発生します。この 『強い』 or 『弱い』 の判断が出来れば、四柱推命の八割以上をマスターし、当たる占い師と言われるようになります。
生まれた時間は必要
同じ誕生日でも生まれた時間によって強になる命運と、弱になる命運があるため、日干の強弱を判断することが四柱推命の第一ステップとなります。
つまり同じ誕生日で生まれた時間によっては、大金持ちにも、ニートにもなるのです。何度もこのサイトで記述していますが、出生時刻は絶対に必要であり、これが当たる占いへの第一歩となりますし、逆にこれをスルーすると全く逆の結果となる事があるのです。
生まれた場所で誕生日が変わる
俗に言う時差というやつです。国土が狭い日本でも約2時間の時差が存在します。
特に23時とか0時とかに生まれた人は、時差により誕生日が違ってくる可能性が大きくなります。
正財星で破産、傷官星で大成功
出生時刻によって日干の強弱が反転するので、通変星の意味も人によって大きく変わってきます。
日干が強なら傷官によって社交性が増し、傷官が成功をもたらすファクターとなります。また、日干が弱なら正財によって判断を誤らせ、正財のせいで破産することになります。
ところが日干の強弱に一切関係なく、正財の年だから収入が増える!傷官の年は要注意!など国内外問わず、根本理論から大きく外れるニセ四柱推命が氾濫しています。
つまり、四柱推命の習得に時間のかかる日干の強弱をスルーしているので、まったくの初心者でも本を買ったその日から占えるシステムになっているので、当たる占いとは逆行しているのです。
神殺は悪魔の特殊星
神殺も同じことが言えます。
単純にこの特殊星があれば最高、これがあったら離婚!ということはありません。四柱推命は習得に10年以上かかると言われていますが、仮にこんな単純なやり方が正解なら10年どころか10分でマスター出来てしまいます。
天中殺で大金持ち
天中殺を計算すると人生の約75%もあります、つまり人生100年で、75年間は天中殺となります。この世は地獄ということでしょうか。
スケジュール帳のほぼ全てが死ぬまで黒塗りとなる理論なので、いちいち気にする必要はないのです。12運や空亡、沖や合、局などさまざまな雑論もありますが、これらも同様に必要ない理論となります。
まとめ
以上より、時差を考慮した誕生時刻を計算、日干の強弱の判定、これらをマスターしている占い師さんが本物である可能性が高いと言えます。人の運命は千差万別。その人その人により良し悪しは変わってきますので、予め吉凶の決まった『パターン占い』では人の運命を語ることは出来ないし、四柱推命の理論からも全く逸脱した考えなのです。