家相・家具の配置

家相とは、結論から申し上げれば住みやすさのことです。ですが、多くの方は利便性よりもただ単純に『家具を良い場所に配置すれば運も良くなる』と誤解しています。

では、そもそも良い家相とは何かと言えば、風通しが良く、水が綺麗で、日照があって、周囲の環境が良いことす。つまり、どんなに風水本や家相本にキッチンがどうこう、コンロがどうこうと書かれていたところを100%守ったところで、湿気が多く、ジメジメしていて、日当たりも悪い場所では何の意味もないからです。

つまり、『家具を良い場所に配置すれば運も良くなる』のではなく、そもそも運を良くしたいという思いは、現状は運が悪いということであり、そういった人は大概に良くない家相に住んでいると言えます。

ばっさりと切り捨てるような言い方をすれば『運の良い人は良い所に住み、運の悪い人は悪い所に住む』となります。

しかしながら、そんなに簡単に引っ越せないし、今の住居でどうすれば良いのか、という問題に対処しなければなりません。そこで最も肝心なことは『じっくりと休める家』にするということです。

睡眠時間は人生の1/3を占め、良い住居(家相)であればしっかり休め、仕事に全力を注ぎ、収入も増え、職位も上昇し、やがて結婚し、相応しい住居に転居していきます。

能力の発揮が順調な人は、良き条件の、土地に良き設計の住居(家相)を建てることは当然であり、逆に能力の発揮がよろしくない人は、劣悪な環境に気がつくことなく住み続け、あまり休めず悪循環に陥るのです。

これが家相、および風水の真実と言えます。つまり、迷信なんかよりも、古来より受け継がれた建築技術と、実証あるインテリアデザインこそが最強と言えます。

また家相と言えば、古い人は欠けや張りを気にされます。確かに欠けや張りがない方が構造上強く、地震が多い関係上これが良くないと言われる背景なのですが、建築技術がしっかりとした現代では意味がなく、むしろ生活の本拠地であり、憩いの場であることこそ重視すべきなのです。

そもそも家相の成立は、電気も換気設備もない時代です。トイレや風呂はどの方位に配置しても凶とされていますが、これは風呂の湿度やトイレ臭い対策の為に住む場所から切り離した方が良い、という背景からきているのです。そして数百年も経った現代においてもなお、風呂とトイレがないのが最強としているのが家相なのです。

繰り返しますが、300年前(江戸時代)の都における住宅環境学の知識であって、現代の地球環境とも異なり、風向きも地域によって違い、日照も環境によって変わるので、画一的にどの方位に何をもってくると~などと言う考えはムダと申せます。

また、ウサギ小屋と揶揄される現代日本と違って、広大な敷地に大きな屋敷を建てることを前提としたのが家相であり、むしろ最高とされている場所が現在では最悪であることもあります。(特に玄関)

いずれにせよ、家相とは昔の環境を想定した建築技術であり、それよりも最新の技術で建てた住居の方がよろしく、しっかりと休め、良き人生が送れ、これが迷信に捕らわれない最新の開運法なのです。

以上、四柱推命協会でした。

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